平均すると1年〜1年半に1回くらい、30日程度は、鉄剤のフェロミアというのを処方される。これは1年のある時期にわたしの体が急に鉄分不足になるのではなく、フェロミアという鉄剤を飲んで体内に鉄が蓄積されるその貯金が、1年〜1年半で切れるものと推測される。もともとが鉄分不足なのだろう。
6週間に1回程度の通院で、貧血の数値は毎回とられるので、フェロミアを30日くらい飲んだあとでの検査は「よしよし」となるわけだが、だんだんと数値が下がっていき、1年少しすると「あれれ?」となり、さらに日数が進むと「いちおう飲んどく?」と、また飲まされる。うぅ、これがまた、けっこうしんどい錠剤なのだ。
毎回、副作用が異なる。最初の年は腸が不安定になり「服用をやめたい」と言いにいったら、たまたまいつもと違う医師のいた日で「では、やめていいですよ、貧血が悪化したら通院で鉄分を点滴しましょう」。。。鉄が定着するまで頻繁に通院するのは冗談ではないので、聞かなかったことにして、服用を停止。その年は、それ以上は何も言われず。
その翌年は、たしか30日分は飲んだのだった。だがその頃にいつもよりも多くじんましんが出て、因果関係があるのかどうか悩んだ。皮膚科の医師は「たぶん関係ないとは思うが、気になるなら内科医師に相談して薬を変更するか、服用を停止してみるか」という助言。
そのほかの年にも何かちょっとした不満はあって、たしか、今回で4回目くらいだったと思う。今回はつらい。飲むとかなりの確率で胃痛がひどい。一度などは胃痛と吐き気が同時に。寝る前という処方だが、就寝直前の吐き気は勘弁してほしい。その後さすがに数日間は服用を休んだ。
もともと、それほど深刻な貧血数値ではない。放っておくと下がっていくのがこれまでの経験からあきらかなので、医師が「そろそろかな」というタイミングで予防的に処方する。だから服用を休んでも深刻な貧血にはならない。…だが休み休みでは体に定着しない。定着しないなら、飲んでいる意味があるのかないのか。
毎回こんなことは嫌なので、あれこれ、考えた。。。
今回をどうにか乗り切ったら、市販の鉄分サプリを少しずつ飲んでみようか?
鉄分が増えることはないかもしれないが、下がるのを遅らせることができるかもしれない。血液検査で何か言われる手前のところでうろうろできれば、この「寝る前の胃痛や吐き気」にさよならだ。
10年くらい、朝にビタミンBグループのサプリを飲みつづけている。これは以前に数ヶ月以上もの長期にわたって口内炎に悩んだからだ。それ以来、ほとんど同じメーカー品だが、たまに変更しても副作用はなさそうに思うので、重宝している。ビタミンBのほかに鉄分サプリも検討してみようかと思う。
なんにせよ、今回限りでフェロミアのお世話には、なりたくない(苦笑)。