レジ袋が無料でもらえる店で喜ぶ人がいる。袋代が商品価格に転嫁されているとは思わないのだろうな。ま、それはよいとして…。
この数年ひたすらマイバッグ持参を心がけ、できるだけレジ袋を断ってきたせいか、家のごみ箱に敷くような袋の確保が難しくなってきた。なぜ断っているのに1枚でもあるのかと思われるかもしれないが、買うとぜったいに自社袋に入れてくれる業種(たとえばパン屋など)が世の中にはあるし、ネットスーパーも巨大な箱で玄関まで配達してくれるが、内側の分類はレジ袋である。つまり袋は多少なら家に在庫するので、それをごみ箱の内側に敷き、食品ゴミがはいる可能性があるごみ箱は毎回内側の袋を交換、そうでないところはたまに交換しているというわけだ。
デパートで洋菓子等を買い物すると、紙の手提げ袋に入れてくれるところがけっこうある。家に持ち帰ってくるまでで、だいたいの使命は終了であり、別件で二度三度と使えるほど丈夫ではない。これが巨大なサイズだったら宅配便を出すときの最後の覆い(むき出しの箱よりも見た目がよいので)として利用できるのだが、小さな手提げ袋で、しかもやたらとデザインや持ち手が個性的だったりすると、ごみ箱の内側として使うにはもったいなく、かといってただ捨てるのもしのびなく、とりあえずたまってしまう場合も。
また、サイズやデザインとは関係なく「この店、好き」とか「美味しかった」とか、余計な思い出までよみがえってきて、ますます処分できない。困ったものだ。
さて話をもどすが、今後のごみ箱の内側を、どうしたらよいものか。レジ袋をもらうのは本末転倒、かといってわざわざレジ袋以外に袋を買ってくるのもおかしいし、内側に袋を入れる習慣を変えることもすぐには難しく、この問題はしばらく考えなくてはならないようだ。