自分のブログをさかのぼって、去年の8月15日を見てみた。最後はこうなっていた。
政権は嫌いでも日本は好きだ。この国が好きで、ここに住んでいる人たちが好きで、ずっと住みたい。だが自分がいくら投票に行っても、それだけでは何も変わらない。途方にくれる。
戦争をしたがる人、容認してしまう人ほど、自分が前線に行くわけでもなく、ただ座っているだけだ。人を駒のように動かして、自分は傷つかない。流されるのは一般人の血と涙。
人はなぜ争うのか。
争いが愚かであり何も生まないと知っているはずなのに、なぜ争いは終わらないのか。
秘密保護法、憲法の解釈変更、辺野古へのブイ設置、広島や長崎の式典で首相が用意していた原稿は使い回しで誠意を感じず…さまざまなことが、つづいている。これからも、いろいろなことがあるだろう。
世界に目を向ければ、ガザ、ウクライナ。アフリカでは春に大規模な女子生徒誘拐事件があったが、解決どころか、その後も別件が発生している。つらく苦しい話が多い。世の中は動いている。
もしかしたら一触即発で、何か大きな事がおこってしまうかもしれない。歴史的に何年もつづいた戦争も、最初のきっかけはおそらく小石がくずれた程度だったのだ。それが大きな山崩れになり、人々や国々がのみこまれていった。その最初の小石を、いまの世の中で、みんなで見逃さず、できるだけ、気づいた人がその場で拾っておけるようならば、大きな争いにはならない。そう信じたい。
自分には何かを考えて、こうしてそれを記していくことしかできない。達成感どころか、何かをしているという実感が得られることは今後もないだろうが、これからも日々を記しつづけたい。
そして今日からまた、新たな1年へ。