東京新聞 2014.10.08 → 財務省、介護報酬の引き下げ要請 業者の利益率高く
財務省は8日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で、介護事業者が受け取る介護報酬を、年末に決まる2015年度改定で引き下げるよう求めた。事業者の利益率が高いことなどから引き下げは可能と判断した。
介護職員の仕事がきついのに給料が安いというのは、さんざん噂になっているし、おそらく実際のところ、それは事実だろうと思う。だが財務省は「事業者の利益率が高い」という。
仮にどちらも事実なのだとすれば、いったい誰が、介護職員に正当な対価を払っていないことになるのだろう。
世の中、わからないことだらけだ。
ただし、政治家が正当な対価以上のカネをもらっていることだけは、誰が保証してくれなくても素直に信じられる。昨今の話題を見ていると、仕事をしているとは、とても思えない。