2014年12月14日(日曜日)は、衆議院の選挙。遅ればせながら田舎の親にも棄権しないように呼びかけ、自分でもネット上の知人らの目にはいるよう、頻繁に書きこみをしてきた。
個人的には「#とりあえず自民以外で」を応援している。だが、いつも「どうせ」と思って投票に行かない人たちが目を向けてくれるのならば、ありがたい。
思い立って、今日の昼ころに近所の川沿いを歩いていた猫で、こんな画像も作ってみた。
人々が無関心でいるうちに、世の中はどんどんと変わっている。そしてこの2年に関していえばとくに、政治家が大きく変えてしまっている。投票に行かなかった人の分を、そっくり白紙委任状をもらったつもりでいる現政権与党に、まじめに考えている人がいることを知らしめる(おそらくは最後の)チャンスだ。なぜ最後か? もうこの国の民主主義に、後がないからにほかならない。願わくば今回の選挙の投票と開票が公正に行われることを祈りたいし、次からは、それも望めないのではと、悲観している。これが最後だ。
一部の人だけが儲かっていると言われている円安と株価上昇。聞くところによると儲かっている投資家のうち何割か(3割程度だったか)が、外国人だという。外国人に儲けさせて日本の国内は放置でもいいのか。円安で倒産している企業もある。しかも増えている。
特定秘密保護法は、何が特定秘密であるかを首相を含めた人々が判断し、チェックも内閣の組織や首相が判断する。公約にもなかった、とつぜん姿を現した潜水艦のような法律に対し、たとえ自民党に票を入れた人でさえ、全員が納得しているとは思えない。入れていない人にしてみれば、まったく抵抗もできないものだ。
そして公約破りのTPP交渉。何か勘違いをしている与党に、次も勝てば自分たちの天下だ、勝てば正義だと、思われたくない。
今後、政権に不都合なことを書いたり言ったりしたら、秘密保護法に抵触といった一般人にチェックしようのない罪状で逮捕されることも、ないとはいえない。いや、この世の中「発生する可能性があるものは、いつか起こる」と考えるのが危機管理というものだろう。おそらく言動で引っ張られる人は出てくる。しかも理由も開示されないかもしれない。
今回の投票が最後のチャンス。少しでも、「ほんとうの民意」に近いものを、有権者みんなで表現しよう。