以前から出かけたくてたまらなかった日進ワールドデリカテッセンへ。ここは外国の食材が豊富で、そして肉屋の直売店も兼ねているので輸入品だけでなく国産のソーセージや珍しい肉類もあると聞いていた。ワインはフロアひとつをそれだけにあてているとも、ネットなどでよく見かける話だ。感謝祭やクリスマスのシーズンには、店内がテレビで紹介されることも多いし、食材の本などにも名前が出てくる。
今日はそのあとで日本橋の高島屋に行く用事があったので、あまり大量には買えないが万が一にもほしいものがあればと、保冷剤をハンカチに包んで保冷バッグを持参し、出かけてみた。
巨大なソーセージに目が点。しかも外国製品も日本製品も、大きさの割に安い。おそらく輸入品はかなりの量をまとめて仕入れているのだろうから、一般の食材店よりさらに安く提供されている。ちなみに大きな声では言えないが外国のバターが国内の製菓材料店で見るより安かったので、ふたつ購入。外国のバターはだいたい250gにつき1300〜1800円くらいすることがあるのだが、それよりは安い親切価格だった。
ただ、外国の食材が豊富で安いのには感激するものの、日本人がその辺のスーパーや安い店で買うことに慣れている商品が、外国なみに高い場合も。たとえば午後の紅茶2リットルで、普通の日本のスーパーでは200円前後、特売ならばもっと安いが、360円とか(^o^)。そうだよな、外国の人、いちいち日本のスーパーで午後の紅茶買わないよな。ほかが安いから釣り合いがとれるのだろう。
まるまるとした七面鳥のパックが冷蔵ケースにごろごろと。日本のスーパーではクリスマス直前の数日のみ「鶏が」まるごと棚にならぶくらいだが、時期と関係なく七面鳥が大量にあるのは、ほんとうに壮観。
七面鳥であれば、紀ノ国屋スーパー(とくに表参道の店舗などでは)おいている場合もあったと記憶しているが、規模が違う。あちらは数羽だったが、こちらは無造作に陳列(^o^)。
そうだ、乳製品の棚をもうちょっとちゃんと見てくればよかった。チーズは見たのだが、ヨーグルトはざっと見たのみ。珍しいものがあったかもしれない。
パンに関しては契約している日本国内のベーカリーから仕入れたもののほか、パスコまであってびっくり。ぜんぶを総合して考えると、パンのスペースは広めだった。やはりパンをよく食べるお客が多いのだろうな。
店を出て、iPhoneなどで調べもせずに「きっとこっちが浜松町、ずーっと歩こう」と言って大通り沿いを連れと歩いていると、ちょうど街の雰囲気としては殺風景で、おもしろみのない地域だったらしく、「浜松町が遠い」という話になり…ようやく連れが「道が違ってんじゃね?」とiPhoneを出したところ、浜松町の駅までもう少し短く移動することができた。それにしても歩いたな。
疲れきってJRに乗ると、ちょうど京浜東北線の快速で次の停車が東京駅。そして東京駅構内でチャーハンなどを食べてから、駅を出て日本橋高島屋まで歩き、その後は地下鉄で高円寺にもどって、徒歩で帰宅。だいたい11000歩くらいの外出となった。
日進ワールドデリカテッセンには、ぜひまた出かけたい。