日常生活の食べ物は、撮影してもせいぜい自分もしくは少人数が見る程度の用事で済んでいるのだが、洋菓子だとそうはいかない。だいたい週に1回くらいはバウムクーヘンの撮影をしているような気がするが、たいていの場合バウムには「丸くて見栄えのよい皿」が必要となってきて、それらは普段の食事と兼ねられる色柄や大きさでないことがほとんどであり、実生活に必要な分以上の皿をすでに買っているつもりでも、すぐ在庫が枯渇する。
食事も兼ねられるように、1デザインの色違いを2枚買っていた時期もあったが、お手上げ。しまうところがないのだ。そこで撮影のみを意識して1枚ずつばらばらのデザインを購入してきたつもりでも、すぐ足らなくなる。撮影に使っているうちに使いやすい皿は限られてくるので、重複しないように気をつけているつもりであっても、後日見直すと「これとこれ、同じ皿だった、あ〜これも」ということになる。
使いやすい皿というのは、たとえばだが、バウムをカットしたあとに取り出しづらくては困るのでできるだけ縁が低いほうがいいとか、バウムが黄色〜茶色の範囲内であることが多いので全体の色は白っぽいところに細かな柄がある程度がよいとか、中心部には柄が少なくてせいぜい縁取りの部分がきれいなもの、など。ああ、普段の食事で使わないようなものがほとんどだ(^^;。
今日もまた皿を注文してしまったが、何枚を追加購入しようと、実際に使いはじめてやっとわかる「バウムに向いていない」というロスが出てくるので、今回は高級銘柄品には最初から目をつぶり、比較的安価な皿を何枚か買ってみた。高級品の1枚を買う値段で4枚くらい買えるのだから、ロスが出たとしても買ってみる価値はあるだろう。
食器が決まらなくてイライラし、睡眠時間を削る羽目になってしまった(とほほ ^^;)。