ささいな幸せを見つけるシリーズ(←おいおい、ただの思いつきで書いてるだろ ^^;)。
今日も百円ショップへ。そして棚をぼーっと見ていると、前から気になっていた、黒い綿棒を発見。通常の白と値段は同じだった。以前から「これを使うと耳掃除で耳垢が実際に綿棒についているかどうかがよく見えるのではないか、達成感があるのでは」と思っていたが、値段が白と同じだったら、まったく何も問題はない。買って何が悪いというのだろう。さあ、誰もわたしを止めやしない、よしいまだ、買おう。
帰ってきて、ほっとした瞬間に、しみじみと耳掃除をしてみた。白い綿棒だと、つい力を入れて「ほんとうに耳掃除できているんだろうか」とがんばってしまうが、黒の綿棒だと、ぜんぜん力を入れない掃除方法でも耳垢がとれていることが確認できたので、やはり結論として、黒を買ってよかったと思う。仮に今後また白を買うことがあっても、いままでのように力を入れずに使っていいのだと、自分に言い聞かせよう。
何年前だっただろうか。耳掃除で綿棒の綿が少ないほうを使っていたとき、力加減を間違えて耳の中を傷つけてしまった。その後、耳の内側が出血や分泌物で固まってしまい、そのうちかさぶたとなってどうにかとれるだろうと思いこんだまま、ひどい違和感に耐え数週間。ようやく耳鼻科に寄ったら「耳の奥が(そのときの血で?)固まってしまってます。いまピンセットで除去します」と。
固まってしまった黒っぽいもの(おそらく血液と耳垢)を除去してもらい、耳が楽になった。ああいうのはごめんなので、力を入れすぎずに適度な掃除を心がけたいものだ。
108円の黒い綿棒で感動している自分は、やはり宝くじは当たらないのかもしれないと、ふとそんな言い訳じみたことを、考えてみた。手違いで外れてばかりだが、そろそろいままでの分が、まとめて当たるはずだと思う。世の中、そうそう手違いを許すはずはない。
宝くじが当たったら、1週間くらい海の見える高台の家でも借りて、気持ちはキャンディキャンディの漫画に出てきたような洋館にいるつもりになって、優雅に暮らしてみたいものである。ああ、でも、そのとき居間のテーブルにありそうなものを思い浮かべるとプッチンプリンだったり、ブルボンのホワイトロリータだったりするのは、いただけない。せめてドイツかデンマークあたりの食器セットで、紅茶とスコーンくらい楽しみたいものだ。