毎月レンタルしている、ある会社の商品。今日は以前から予告されていたサンプル品が届くというので、チャイムが鳴らされることはわかっていた。そして雨の中を担当さんが自転車でいらっしゃった。
いつもは玄関先に交換品を出しておくだけで変えてくれるのだが、わざわざ営業所から事前に電話があったのでドアを開けた。すると、今日は雨のため(予告してあった)サンプル品は持ってこなかった、いつにしましょうかと言う。もともとこちらからお願いしたお試し品ではなく、おそらくわたしがそれを試してレンタルしてくれるのではと期待しているのだろうが、正直こちらもとても必要というものでもなく——それとなくその話をした。すると、その毎月来てくれる担当さんがばか正直に「こういう感想もあるので」と、よい点と悪い点を、両方教えてくれた。
正直な人だなと思う反面、営業所での成績が上がらなかったら気の毒だなとも思う。だがおそらく客から見ての好感度は高いので、どこかで帳尻が合うのだろう。今回は遠慮させていただいた。
事前に電話をしてきた人は、無料なのだから4週間使ってください、では持って行かせますという事務的な対応だったが、こうしていつも来てくださる方とお話してみると、要らないものを無理に試させるようなことはしなように言われている、とのこと。安心できた。
またいつかお試しを頼まれるかもしれないが、必要があれば試すし、なければ断るつもりだ。