東京新聞に、いつのまにかできていたこんなコーナー → 東京新聞にダメだし会議
3月8日の朝刊では、日本に暮らす外国人の(新聞に関する)意見が載っていたのだが、わたしが大きくうなずいたのが「事件のときに”死傷者”という表現をしないほうがいい」というもの。
たしかに、速報性を重視するあまり、テレビや新聞で(事件発生直後に)「死傷者三十名」などの表現を安易に使っているのが、わたしもとても気になっていた。
仮にだが、内訳としてたとえば確実にお亡くなりになっている方が5名で、かなり重体でもしかしたら容態急変がありうる方が3名で、重傷者が10名で残り12名が軽傷者だったとしてもだ、事件発生からまもなくに死傷者三十名と聞こえたら、そのうち大多数は亡くなってしまったのではと、悪い方に考えるのが人間というもの。
死者数名のほか負傷者多数、合計30名前後と言ったところで、別に問題はないと思うのだが、これではいけないのだろうか。可能ならぜひそうしてもらいたいと思うのだが。