…日系アメリカ人の方々と多少はご縁がある立場として、これはぜひ、書いておくべきと思う。
戦時中、日系アメリカ人は、日系だというだけで米国内の10収容所に分散して収容され、好きで住んでいるいるわけでもない場所で、さまざまな暮らしを営んだ。あくまで「結果として」彼らが残した工芸品や芸術品は、戦後に「展示物として寄贈」されていたのだが、このたび、それらがオークションにかけられることになったらしい。なぜ寄贈されたものを、子孫に返すでもなく、許可を得るでもなく、好事家に販売しようと思い立つのか…かなり理解に苦しむが、これは実際に子孫である方々にしてみれば、踏みにじられた以上の思いであるに違いない。
オークションをやめさせようとする請願が change.org で立ち上がり、署名が集まっている模様。
Stop the April 17 Auction, Lots 1232-1255
わたしも署名させていただいた。