映画「ワイルド・スピード」シリーズの最新(そしておそらく最終)作が、そろそろ公開のようである。自慢ではないがわたしはこのシリーズについて、一昨日くらいまで「まったく」知らなかった。作品の名前を聞いたことがあった程度である。
そのわたしが、ある程度まで詳しくなってしまった。その理由は、猛烈な番宣が繰り広げられているからだ。ここまでやるかというのが、正直な印象(^^;。
わたしは何らかの雑音があると落ち着くほうなので、音量はかなり下げているものの、テレビは自分のすぐ近くでつけておくことが多い。そして気が向くと音量を少しだけあげて、テレビ番組のザッピングを開始する。
一昨日くらいに気づいたのだが、ワイルドスピードの最新作がやってくる影響で、BSもCSも映画に関係ありそうなチャンネルは、かなりこまめに、シリーズ中のいずれかを放送しているのである。舞台が日本ということになっている3作目のTokyo Driftは、後半を中心に、まじめに見てしまった。北川景子の使い方がもったいなかったが、仕方ない、アメリカ映画であって日本映画ではないのだから。そして主演の男の子は子役時代に「アメリカン・ゴシック」のケイレブ少年を演じたルーカス・ブラックだ。最近はNCISのスピンオフNew Orleansに出演中。
例によって日本の描写がすさまじかったが(笑)、まぁ、軽い娯楽作品なのだから、これでもましなほうだろう。高校の給食にすごいものが出ていたが、日本の学校では食品の管理上、あんな巨大な皿からそれぞれの箸で(料亭みたいにきれいな料理を)自分の皿に取り分けるなんてシステムは、ないぞー。
最新作は、これまでほとんどすべての作品に出ていた俳優ジョン・ウォーカーが2013年の11月に死亡しているため、遺作となる。シリーズ7作目だし、出演者も年季がはいってきたので、このあたりで派手にひと花咲かせて終了といったところだろうか。