何気なく読んでいた京都新聞の記事に驚いた → 京都新聞 2015.04.18 修学旅行の「枕投げ」消えた? 多忙な日程、小部屋に宿泊…
夜はちゃんと寝る生徒が多いらしい。理由は昼間が多忙すぎて疲れるから。のんびり新京極で土産物を見る時間など、ないようだ。わたしなど、ぼけーっと商店街で土産物を見るのが楽しみで修学旅行に出かけていたのに、それがないなんて!?
日程を聞いて驚いた。この日、朝6時頃にバスで学校を出発。奈良観光をして夕方宿に到着。食後は旅館で念珠作り体験の後、反省会と翌日の打ち合わせ。2日目は京都観光に続いて夜は比叡山延暦寺で法話を聞き、宿に戻るのは午後9時すぎという。
記者が30年ほど前に修学旅行で京都に来た際、夜は新京極でのんびりお土産を買った記憶があるが、今は自由時間はあまりないようだ。夜の旅館で待っているのは清水焼の絵付けといった体験学習。変わったところでは吉本興業の芸人による漫才観賞もある。
こ、これは、つらそうだ…。夜の9時過ぎに宿に帰るとか、あるいは宿で清水焼の絵付けとか。それじゃほんとうに、文字通りに何かを学びに来ているみたいじゃないか(苦笑)。修学旅行は、学ぶなんて言葉がはいっているのはおかしいような、観光と買い物のツアーだったはずなのに。。。
いや〜、これじゃあ生徒も疲れるだろうけれど、引率の先生なんか、気が休まらないな。何か手違いがあったらたいへんだとばかりに、神経をとがらせているはず。たいへんそう。
修学旅行といえば、銀閣寺の近くの生八つ橋は旨いとか、そういう事前情報をうまく活用して後悔のない土産を買って帰ってくるべきイベントだったはず(え ^^;?)、いったいどうなってしまったのだろう。
そういえばわたしが高校のとき、手配していた観光バスのガイドさんから、混雑していて二条城に回れませんのであしからずというお達しがあり、代わりと言ってはなんだが竜安寺の石庭にします…という展開になた気がする。竜安寺は好きなので自分でも別の機会に出かけたが、二条城にはついに出かけないままかもしれない。
そうだ、いつか京都に行こう。。。