ネットで山崎パンの話題になると「わたしは食べないけど」と、断り書きを入れる人がけっこういらっしゃる。評判が悪いような話も聞く。
わたし個人は山崎に限らずこの10年ほど市販パンをさほど買わないので(パン屋で買うか自分で焼くかが多い)、山崎がなぜ嫌われるのか、正直なところピンとこない。検索してみたところ:
一時期パン業界が使用を自粛していた「臭素酸カリウム」が、その後パン業界で…
(日本語版Wikipediaの「臭素酸カリウム」より)
> 2003年に日本パン工業会が、正常な製パン工程を遵守した場合には臭素酸カリウムは加熱により分解され、分析精度が向上した方法を用いてもパンから「残存が検出されない」[7](「残存ゼロ」とは表記しない)とした。これを受けて、山崎製パンなどのメーカーは使用を再開した[8][3]。
…方針が上記のようになったため、山崎パンがそれを使用している、という事実が、重く消費者に受け止められている、ということなのだろうか。
ただ、もしそうならば「臭素酸カリウムを使うのをやめろー」とか「臭素酸カリウムを使っているから山崎パンは嫌いー」という論調があってもいいと思うのだが、なんとなく具体性が低いまま、もっと広範囲に嫌われているような気がする。
むろん、嫌われ方が半端ないようだとわたしが思っても、国内シェアはおそらく1位なのだろうから、実際には人はそれを買っているということになる。春には毎年「ヤマザキ春のパン祭り」で、人はお皿をもらっていると聞く。いったいどういうことなのだろう。
やはり、わたしはネットの情報を見聞きする割合が一般人より高めで、ネットでは悪口を書く人が多くても実際の社会では人はさほど気にしていない、ということなのだろうか。それが一番ありそうなことかもしれない。