さきほどテレビのCMで「糖質ゼロのハム」と言っていた、と家族が言う。なるほど、おそらく炭水化物を含まず、したがって最後に糖類に分解される物質の含有量が少ない(たとえば脂身を除いた肉などを使用した製品)…という意味なのだろう。日本の現在の法律では、含有用が少しならば「ゼロ」を名乗ってもいいということになっているようなので、まったくゼロということはあるまい。
炭水化物は太りやすいということですっかり悪者にされてしまうことがあるが、少なめにであれば、もちろん摂ったほうがいいのだ。だが別に専門外である栄養の話をここで書くつもりはないし、だいたいが、月に数回ずつ食事を減らして体重を管理している(それもたいして成功しているのかどうか不明な)わたしが書いたところで、説得力はないというもの。
体重を減らしたかったら、少なめに食べて体を動かすしかない。血糖値が心配な場合は全体のカロリーで考えるよりも炭水化物を減らして、その分をほかの食材で補うとよいかと思う。
それにしても、世の中にあふれる「糖質ゼロ」だの「カロリーオフ」だの、用語ばかりが飛び交っている現状は、商品の売り上げにはいいかもしれないが、体のためにはどうなのだろう。規則に抵触しそうになると言葉が微妙に変わったりするようだが、今後も、きりがないような気がする(^^;。