28日に営まれた和歌山電鉄貴志川線の「たま駅長」葬儀。参列する多くの人々により午前の段階で乗車率は100%となり、途中駅から乗車できない人もいたほどだという。そして現地では雑踏を警戒して警察官も動員されていたらしい。
毎日新聞 2015.06.28 たま駅長社葬:貴志川線「一番混雑した日」
和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(紀の川市)で28日に営まれた「たま駅長」(雌、16歳)の社葬。国内外のたまファンら約3000人が参列。弔電は国内外から180通も届き、海外メディアも取材に入るなど人気の高さを改めて示した。設けられた献花台には花束のほか、カツオのキャットフードや煮干し、似顔絵なども供えられ、ファンは「天国でも駅長でいて」と遺影に手を合わせていた。
わたしもかなりの数のニュースサイトをFacebook画面上で閲覧しているが、たま駅長が死亡とのニュースが流れてから約1日、かなりの数の外国メディアがその死を伝え、コメント欄には思いやりのある温かい言葉が並んだ。ニュースサイトでコメント欄が盛り上がるのはどこの国でも悪口がほとんどで、いつもならばコメント欄を見ないようにしているのだが、こういった現象はついぞなかったことのように思う。
たま駅長には、天国でぜひのんびり過ごしていただきたい。どうぞ、安らかに。