麹の甘酒を保温ジャーで少量だけ作ってみたくて、迷っていた。いったんは「どうせすぐ作るのをやめるし」と思ったのだが、やはり昨日、ジャーを購入。約2000円の口が広いジャーだ。60℃以上で数時間の保温性もあるとのこと。
ネットで甘酒や麹の作り方を見ると、とても難しいこと(温度はどれくらいで何時間など)が書かれているのだが、わたしはヨーグルトもサワークリームも自家製酵母も、時間がかかってもいいからと適当な温度管理のあげく、最後は冷蔵庫で寝かせて熟成させるようなところがあるので、おそらく最初の1〜2回はネットにあるような「60℃前後で数時間」という情報で作って、すぐに自己流になりそうな気がする。
いや、待て、その前に、作りつづけるかどうかすら、わからない(笑)。なにせ夏に麹を買うのは、難しい場合がある。それに家庭用の麹(少量パック)は割高だ。秋冬ならば多くの人が味噌を仕込もうとして食材店でまとめ買いをしたり、あるいは界隈のスーパーなどでも何種類か麹が出まわることがあるが、夏はそれほど潤沢に選べるものではない。
ちなみに明日この実験をするため予備の麹をだいぶ減らしてしまうからと、事前に買い足しておく狙いで、そこそこの規模のスーパーに寄って棚を見たが、真夏のせいか麹はまったく(売り切れということではなく棚にそういうスペース自体が)存在していなかった。というわけで、冷凍庫に以前に買った生の麹が保存してあれば別だが、ないとすれば、さっそく今後のためには、麹を補充に出かけねばならない。
もともと、甘酒は酒粕に砂糖を入れて作る方が好きである。酒粕も買い置きしてある。だがわたしはそれ以上に「発酵させて何かを作る」のが好きで、麹もやってみたくなった。できれば、麹だけで作ると原材料がかかってしかたないため、水から緩く炊いたおかゆのような少量の米に麹を入れて甘酒を造りたいと思っている。原価を抑えてこそ楽しい発酵である(え ^^;?)。
というわけで、数回くらいは最低でも作ってみると思うので、このブログか別ブログになるかはわからないが、経過はお知らせしたいと思う。