昨日は昼に新橋のタイ料理の店でカオマンガイを食べ(これはのちほど食べる日々に掲載予定)、そのあとすぐ近くの虎ノ門を歩いて、最終的には溜池山王の駅に近いツッカベッカライカヤヌマでケーキを購入。
これが、銀座線の駅の数で言うなら2駅先の距離だなどと、田舎の人に申し訳ないほどの近さ(^^;。
まずは、カオマンガイの店から虎ノ門に行く途中にあった、ビルの中の古風な蕎麦屋。
なんだか、古風だ。それに、周囲が高い建物でこれだけこの規模だと、土地代と税金を払うのがたいへんだろうなとか、余計なことまで考えてしまう。かといってビル化して家賃収入をあてにしたら、もう蕎麦屋やってる場合じゃないという気もする。ああ、ますます大きなお世話。
そしてさらに、虎ノ門からもう少しで溜池山王というあたりにきて、なぜか強く漂う珈琲の香り。タリーズでもあるのかときょろきょろしたら、なんと、ここだった。
あの、一部の方はご存知の、すごいトラックの播磨屋さんである。本職は煎餅屋さん、いや、本職もなにも、ほんとうに煎餅屋さんなのだが…(わたしが何を書いているか不明な人は、ぜひ「播磨屋 トラック」で検索をかけていただきたい)。
店内は広々としていて、テーブル席も多そうだったのだが、どうも説明を見たかぎりでは「店内で(おかきなど播磨屋商品を)購入もしくは食べた人に、ドリンクが出るらしい。
いや〜、珈琲は飲んでもいいかなぁという気がしたが、おかきを食べる気分ではなかったので、今回は見送り。
だがこのオフィス街、しかも土曜日で人通りが少なく車ばかりが通る場所で、強い珈琲の香りというのは、かなり気持ちが揺れる。普段の雰囲気はどうなのだろう。
そしてまもなく、お目当てのウィーン菓子「ツッカベッカライカヤヌマ」さんへ。舌を噛みそうな名前だが、分けると「ツッカー」は砂糖、「ベッカライ」はパン屋、「カヤヌマ」さんは人名である。つまり「お菓子とパンを両方売っているカヤヌマさん」である。日本でもパティスリーとパン屋を兼ねている店があるが、ドイツ語の場合はそれをツッカーベッカライと呼ぶ。
店の雰囲気も、いかにもな釘字であり、かっこよいのは間違いないが、知っている人でなければ菓子屋とは思わないはず(笑)。
菓子類、お持ち帰りのみ。クッキー類は人気だが(おそらくバター不足のため)品薄で、予約をしてから店頭で受けとる人が、わたしが店にいるあいだだけでも2人いらっしゃった。通販はお休み中らしい。ほんとうにもう、円安とバター不足、なんとかしてもらいたい。とくに円安。
のちほど、食べ物ブログのほうに、カオマンガイの画像を載せておく。
参考リンク:
○ 播磨屋
○ ツッカベッカライカヤヌマ