スターチャンネルでリーアム・ニーソンの映画を見ていたら、その直後に変わったCMがはじまった。映画の予告編かと思って少し見ていたが、どうもテンポが予告編ではない。これはなんだろう、ダイジェストだろうかと思っていたら、長い長いCMだったようだ。
ほかのCMも含めた情報は、スターチャンネル → スターCMセレクション
出演者がすごい。老年にさしかかっても渋さと愛嬌ある笑顔が特徴的なイタリアの名優ジャンカルロ・ジャンニーニ、そして隣を歩いているのは、なんでここまで急に(額を中心に!?)年季のはいった見た目になってしまったかと思うかつてのハンサム俳優ジュード・ロウ。
ジュード・ロウといえば、正統派ハンサムだったと思うのだが…。この10年くらいで、どんどんとよくわからないおっさんキャラに近づく彼。。。ハンサム路線からの縁が決定的に遠のいたのはアメリカ版のシャーロック・ホームズでワトソンをやってからではないかと個人的には思うのだが、まぁ、それはよしとしよう。イーサン・ホーク主演の「ガタカ」では、暮らしには不自由しないが身体的に日常での苦労がある若きエリートを演じていたっけ。
さて、話をもどそう。裕福なジャンカルロ・ジャンニーニの館をジュード・ロウが訪ね、40年くらい運転していないが宝物だと見せられたクラシックカーに夢中になる。24時間後にそれをモンテカルロまで無事に運転できたら自分にくれと、彼は目を輝かせるが、ジャンカルロのほうは相手にせず、勝ち目があるはずがないからと「屋敷だって一緒にくれてやる」と言ってしまう。はたして、ジュード・ロウの熱意は、届くのか…?
狙って見たわけではないので、ジョニー・ウォーカーのCMであることも途中でやっと気づいたくらいだが、なかなか楽しい時間を過ごすことができた。