今日あちこちのニュースサイトを読みくらべてみたが、宇都宮市の34歳夫(別居中)の家に妻がわざわざ忍びこんで焼酎に毒を入れ、夫の体調を崩させていたという件の謎が、どんどん深まった。
最初は、どうにかして毒物のリシンを手に入れたのかと思った。だが別のサイトには「トウゴマから得られる毒物」と書いてあるし、さらに別のサイトには「夏に発見されたのは別の毒物で、そのあとリシンが発見され」とあり、どれもズバリと詳しく書いているものがない。断片をつなぎ合わせるのにも疲れてしまった。
読んだ中では、このTBSの動画サイトが、一番まとまっていたように思う。
2015.12.02 自衛官の夫 毒殺未遂事件、キョウチクトウの毒も検出
…どうも、夏にはキョウチクトウ、秋にはリシンを「作って」、夫の焼酎(紙パック)に、入れていたらしい。夏にキョウチクトウの焼酎を飲んだ夫は入院、ということのようだ。紙パックだから色の違いなどは気づきにくかった可能性もある。コップに注げば多少は異変を感じるものかもしれないが、普通は自宅の飲み物に異変が起こるとすれば要冷蔵の乳製品などであるから、常温保存の紙パック焼酎に注意を払う人は少ないはず。それにしても、よく入院で済んだものと思う。。。
自分で毒物を作る。これはすごいことである。原材料を大量に仕入れ、丁寧に毒を抽出もしくは生成という話になると、そんなめんどくさいことまでして夫に(別居中であるのに)何を願ったのか、想像もできない。近くに寄るなというのなら、せっかく別居中なのだから自分から寄らなければいいし、それほど夫という存在に腹が立っていたならば具体的証拠をまとめて弁護士を立て、さっさと正式に離婚すればよい。
大人気のテレビ番組「ブレイキング・バッド」主人公のように、化学の力を使って、何かをやり遂げたくなってしまったのだろうか。被害者が死ななくてよかったと、それだけは思う。