歌手の平浩二さん(わたしの幼少時にバスストップという曲がヒットしたお方)が、受難である。
なんでも、ご自身が作詞作曲して、ボーナストラックとして名曲「バスストップ」まで収録したCDが、カップリング曲に作詞の盗作疑惑が持ち上がったということで、レコード会社がすぐさま行動に出た。出荷停止だけでなく着払いで返品すれば返金に応じるとの発表。盗作したとされる作詞家には、今回初めての依頼であったという。
YouTubeにその音大の問題の曲の出だし部分がサンプルとして残っていたので聞いてみたが、昔から歌手をされているだけあって、とても聞きやすくてなめらかな歌声だった。事情がどうであれ、懸命に歌った曲を「なかったことにされる」のは、つらいことであるに違いない。
作詞家の言い訳は「60過ぎてミスチル知らない」だそうだが、ネットで出回っていた歌詞の比較を見る限り、まったくい言い訳はできないレベル。よく数ヶ月以上も発覚しなかったものだと思う。これはまったく偶然とは呼べない。
ちなみにわたしは60にはなっていないが、今回の「結婚式などで歌われるミスチルの有名な曲」というのを、どうも知らなかったようだ。最後まで聞いても覚えがなかった。不思議だ。。。