今日、ひさびさに「レンタルキッチンスペース」を検索していた。なぜそんな検索を…という点を説明すると、いつか、現在の生活にひと区切りついたときに、やってみたいことリストというのがあるのだ。
ひとつは盛岡のマンション(無人で、荷物を運び出してがらんどうになっている)にバウムクーヘン仲間の皆さんを呼び出して1日か2日くらい「バウムクーヘンをひたすら食べる会」というのもいいな、ということ。これは、誰か交通費もいとわずに盛岡に来てくださる人がいるなら、数年後くらいには実現できるかもしれない。
もうひとつは、何度かここにも書いている「どこでもいいから洋館、1軒家を借りて数日以上はそこにこもる」というもの。高台にあって海が見えて庭にバラが咲いていてほしいのだが、そんな物件がおいそれと転がっているとは思えない。だがレンタル料がいくらだろうと、これはいつか実現したい。
さらに、都内や近場でいいので、まる1日「キッチン付き物件」を借りて、あたかも自分の家であるかのごとく、お友達のみなさんとお茶を飲みたいという夢。日当たりと開放感があり、生活感あふれる無駄な家具がいっさいなくて、それなのに自分の家であるかのように人を集めてお茶を飲む。手料理を振る舞ってもいいし、みんなで作って何かを食べてもいい。とにかく非日常的な空間であるのに「あたかも自分ちのように」がポイント。これはいつか…と思って、キッチン付きレンタルスペースやキッチンを利用できる一軒家などを検索しているというわけだが、今日は妄想(いや、空想)が、別の方向に行ってしまった。
新中野の駅の近く(丸ノ内線)に、40人くらいなら利用できる広いキッチンスペースがあり、数万円で約半日を好きにさせてくれるという。キッチンが前提の物件のため、食器やカトラリーの用意も豊富。しかも、1日だけカフェの営業に使うなどの利用法もある、と…。いいじゃん、これ!!
わたしは食品衛生責任者を含む上位の資格(製菓衛生師)を持っているので、仮に「金を取る営業であっても」、できることになってしまう(^o^)。おいおい、友達を呼んで自分の家のようにお茶を飲むという野望はどこにいった、だんだんと発想が金儲けのほうになっているぞ、いいのか。——いいんだ、どうせ妄想なんだから。——おい、誰としゃべっているんだ、頭は大丈夫か。——大丈夫だ、問題ない。
バウムクーヘンを大量に仕入れて、バウムクーヘン食べ放題と飲み物をセットにして出してみよう。
いやいや、車を持っていないだろう。どうやって仕入れたバウムを現地に運ぶんだ。人手も必要だ。
そうか、いや、気合いだ。気合いが大事なんだ。
いや、気合いじゃない、人手と銭だっ…。
…というわけで、ひとつ夢が増えたということで、「盛岡に人を呼ぶ」、「眺めのよい洋館に数日以上こもる」につづき「アクセスのよい場所の物件を1日借りてカフェをやる」を、やりたいことリストに追加した。