何億もの飢えた人がいる、その同じ地球の片隅で、小さく小さく暮らしているはずの日本人。
売れ残った食品は時間が来たら捨てなさい、その仕入れも廃棄も料金はあなたがた(加盟店)負担ですと、そんなことを押しつけてきたセブンイレブンに、公正取引委員会から排除命令が出たそうだ。
企業イメージ、ブランド戦略など、セブンイレブン側なりに、言いたいことはたくさんあるのかもしれない。だがこちらも言いたい。努力次第で売れる食べ物を、努力(見切り販売)をさせずに捨てさせてきたなんて。消費者である前に人間として、強く憤りを感じる。
大企業のくせに、自分たちの売り上げを守るため、食べ物を捨てさせているなんて、それ以上に恥ずかしいことはないはずだ。ほんとうに企業イメージを大事にしたかったら、世界の人に恥ずかしくないチェーン店を目指してほしい。
きちんとした会見をして、今後のことをもっとズバリと公言してもらいたい。今日の段階では反省しているのかどうかが、まだよくわからない。