覚醒剤の使用などで保釈中の清原被告が、病院の外に待機しているマスコミ関係者に約30個の弁当を(製造もしくは配達の業者を通じて)ふるまった件だが、食べなかった/受け取らなかった人がいたことに、一部から「弁当がもったいない」という声が上がっていると風の便りに聞いた。
病院まで追いかけたことに関しては、まーほんとに暇な人たちだなぁと思ったのみだったが(たまたま夕方のテレビを見ていたら保釈された清原氏の車を生中継で追いかけていたテレビ局が複数 ^^;)…しかし、突然の弁当は、いささか問題だろう。
心のこもった手書きのメッセージでも添えるか、あるいは信頼のおける代理人に「清原がぜひにと申しておりますので、よろしければ召し上がってください」と挨拶させるとか——そうでもないなら、いきなり登場した弁当配達の関係者から「はいどうぞ」で、受け取れるはずがない。
仮に、だ。これが覚醒剤の件ではなくて殺人などの嫌疑がかかった有名人を追いかけてきた場所で、いずこからともなく「配達を頼まれましたー」と、弁当がやってきたら、受け取れるものではない。ただで弁当をもらったら、書きたいことが書けなくなるからだ。それは「食べ物を無駄にした、しない」のレベルとはまったく異なる問題であって、無駄になったことで誰かをどうしても責めなければならないのだとしたら、「事前に都合も聞くことなく送ってきたほう」というとに、なりはしまいか。
いずれにせよ、清原氏はその弁当の件からまもなく、転院したのだと今日になってテレビで言っていた。わざわざ来てもらったけれど明日から無駄骨だよという、選別の意味での弁当だったのだろうか。