1997年のアメリカ映画「L.A.コンフィデンシャル」に、姿は見えないが主人公の心の中に強く名前が刻まれた「ロロ・トマシ」という人物が出てくる。この人物とその名前の使われ方が、終盤のシーンでとても大きな意味をなしてくるのだが、今日は大好きなアメリカドラマ「ブラックリスト」シーズン3を見ていて、まったく同じ使われ方をした人物名「トミー・マーキン」に遭遇。
まさかドラマ好き、映画好きでピンとこない人間ばかりのはずがないのだから、これは別に番組スタッフがこっそりぱくったのではなく、オマージュということなのだろうと、解釈しておく。
するとあのおばちゃんB(被害者)がケビン・スペーシーで、レスラー捜査官が今後は世渡り上手な出世頭なのだろうかとか、そのあたりも考えないことにしておく。おばちゃんA(加害者)にはさっさとご退場願いたいものだ。
最近、海外ドラマで気に入っているのはスーパードラマTVの「コペンハーゲン」シーズン3。デンマーク初の女性首相が解散総選挙で負けていったんは民間人となったが、義憤に駆られ政治の世界への返り咲きを狙う、すばらしいストーリーだ。熱意で集まったわずかな国会議員と支援者らで新党を起こすことになる。これが最終シーズンだというが、これはぜひ、多くの日本人に見てもらいたい。地上波などで放送しないのだろうか。
デンマークとスウェーデンを舞台にした話題作「ザ・ブリッジ」のシーズン3も、そろそろスーパードラマTVで放映開始。ヨーロッパの作品に人気が出てきて、とてもうれしい。