3月末に外側が公開されていたが、金曜日が駅ナカ部分も含めたオープンだったらしい新宿のビル「ニュウマン」。これは新設された大きなバスターミナルとともに新宿の新しい目玉になる存在だ。とくに昨日わたしがたまたま立ち寄った駅ナカ部分は大きな魅力。新宿が東京駅の規模や雰囲気に近づいた、あるいはバスターミナル付近に限って言えば国内線の空港のようにも思える。
オープン直後だったと気づかず混雑に驚いたが、平日にまた出かけてみるとしよう。
さて、ひとつだけ苦言。
外側のニュウマンに関していえば、ちょっと「おしゃれ」を目指しすぎたように思う。実用性、利便性をさしおいて、おしゃれを目指してしまったのではないだろうか。たとえば建物内の表示(フロアガイドなど)は、すべて店名などの案内がアルファベット。困るのはアルファベットに慣れていない高齢者だけではないだろう。そもそも高齢者を相手にしていない可能性もあるが、わたしたちのすぐ近くにいた、とても若い女性(もしかしたら十代)は、大きな声で「ぜんぶ英語!」とあきれたように言いながら去っていった。
新しいビルだからといって、日本語の表示を使うことがちょっとダサいと考えてしまう人たちが運営しているのだとしたら、それはちょっと、大きなマイナスポイントだと思う。そこだけは考え直したほうがいいだろうと思う、関係者各位。