ほぼ1年くらい前からビーケーワンで実用書を中心とした書評を書くようになった。百冊以上を書いたが、大半が料理など食べ物関係の実用書。われながらよく買ったものだ。
この1年、かなり影響を受けたのは平松洋子、高山なおみ。読んだ本の冊数が多いというのではなく、たまたま読んだものをくり返し読んだり、手元においていつも開けるようにしておいた。
製菓やフランス料理なら、大森由紀子。買って読んだ三冊ははずれがなかった。これからも買うかもしれない。
実際に作ってみたくなったレシピが多く掲載されているのは、マテスク里佐の「甘い香りの幸せデザート」。この本に紹介されているデザートは、シンプルだがおいしいものばかり。手間もしくは時間がかかるものもあるが、難しいデコレーションを必要としない「素材で勝負」のものばかりなので、わたしに合う。
総じて、フランス料理やデザートの本を買う比率が高かったようだ。来年はどんなものを多く読むようになるだろうか。