またたくまの出来事だったが、実母が老人ホームに入所することになった。きっかけは先月の体調不良。
実母はいくつか不安定な症状をかかえており、体調が悪くなると看護師さんや医師が自宅に来てくれることになっていたが、先月の体調不良は電話でわたしと話をすることすらできないほど体力を奪われていた。
通ってくださる看護師さんに連日の点滴を受けながら、いったん介護施設にショートステイへ。そのまま様子を見ていた。
体調はだいぶよくなったものの、高齢であることと、今後に同じことがあったら周囲の体力が持たないことなど、あれこれ考えたのであろう。月額制のホームにはいることになった。そちらも空きがあったらしく、話がスムーズに進んだ。
わたしと電話で通話が難しくなった(携帯を手にしてしゃべっていられないほど体力がなかった)状態から、現在は会話は普通にできて食事も摂れるようになっている。精神的にいろいろあるとは思うが、そのホームは全員が個室なのだそうで、それなら電話をしても気兼ねなくしゃべれることだろう。
課題は、心の張り合いである。
実はわが実母は、わたしの親とは思えないほど信心深い。毎日毎日、朝に晩に仏壇に話しかける人であったが、当然のこと老人ホームに仏壇はない。生活の中心に仏壇があったような人は、心の中で仏壇を思い描くのだろうか。
もう少し暖かい季節になったら、会いに行ってみようかと思う。