今日は今月になってずっと気になっていたことを相談しに、病院まで。たいしたことがなければ行かずにすませようと、ずっと様子を見てきたのだが、さすがに不安になったのだ。いつも通っている内科がある総合病院だが、今回は1年に1回くらいしか診てもらわない別の科。待ち時間が長いことで知られる科だが、雨のせいか、運よく待ち時間はさほどでもなかった。
驚いたのは料金だ。だいたいにおいて、病院に出かけて医師と「これとこれの検査もしますか」という話になったとき「お金がどれくらいかかりますか、支払いが心配です」と確認できる度胸がある人は、まずいまい。医師が支払いに詳しいとは限らないし(おそらく詳しくないだろう)、症状が気になって気になって、やっと出かけた先で「これで原因がわかるかも」と思えば、検査の提案に「はいお願いします」と応じるのが一般的。わたしの場合はなまじっか10年もその病院に縁があるため慣れており、窓口で金額を言われるまでは、頭の中で「これくらいの額だろう」と、疑いもしなかった。
出かける前には「きっといつものあの検査と、もしかしたらちょっと薬が出るだろうから、4〜5千円か」と予想していたが、実際に現地で医師と話すうち、いつもよりひとつ検査が多かったらしいことと、年齢も高くなってきたので近日中に別の検査もしたほうがいいから、予約してから帰ってくださいと言われたことで、多少は高いかなと頭の中で上方修正。もっとも、その(予約する内容の)料金は当日の支払いになるのだから、爆発的に高いことはないだろうと踏んでいた。ところが、である。。。
最終的に告げられた会計は、1万3000円弱。これはちょっと驚いた。そういえば、医師が「帰りに血液検査もして帰ってくださいね」と、検査項目の片っ端から「これも、これもだな、うん…」と、勢いよくチェックマークを入れるのは見ていたが、いつも内科で血液検査をしても数千円なので、それより少し高いくらいだろうと。。。ところが、予想の3倍。それくらいの金額を出しても少しは余裕がある程度には財布にはいっていたが、窓口にはでかでかと「クレジットカードも使えます」の表示も。そうか、持ち合わせのない人間はカードでもどうぞ、か。う〜ん。
わたしは今日の財布の状況としてたまたま出せる額だったが、たとえば病気がちの家族(子供や高齢者)が複数いて、付き添いなどで頻繁に病院に出かけ、こういった予想外の金額を人数分だけ、しかも同じ月内になど告げられたら、そのご家庭は、どれほどたいへんなことだろう。
いつもなら、内科でいつも診察を受けているその同じ用件であれば、わたしの月々の支払い医療費には上限がある。それは東京都からの助成金であり、とてもありがたいが、すっかりそのありがたさを忘れて、ほかの科で臨時に診察と検査を受けたらこれくらいかかるものなのだということに、思い至らなかった。今日は認識を新たにした。
近日中に、予約をした別の検査を受けるが、そちらははたしていくらだろうか(^^;。大腸ファイバー(内視鏡)なら金額の相場がわかるが、こちらはまったく不明である。