夕方少しだけ新宿に寄る用事があった。南口にペンギン広場というのができたらしいので、そこを見てからタカシマヤをぶらりと歩いて、最後に閉店セールをしているユザワヤで買い物する予定だった。
おかしいな、金色のがいると聞いたのだが…近くに見当たらない。
ひとまず上のペンギンを撮影してFacebookで紹介し「金色がいない」と書いたのち、タカシマヤ内をぶらぶらして11階のユザワヤで買い物し、エスカレーターで2階まで降りてくる途中でFacebookを見たら、お友達が親切にも「そのペンギンの斜め前」と教えてくださっていた。
そこで、ふたたびペンギン広場に行くと、なるほど、人が多く座っている一画があった。
…ちょっと、光の関係で邪悪な感じがしないでもないが、いちおうペンギンである。よかったよかった。周囲の人たちは囲むように腰を下ろしていたため、簡単に撮影できたのが幸い。混雑しているとお子さんなどの記念撮影で賑わうのだろうか。
ユザワヤは11月6日に退店して下北沢に新店舗を持つ予定だそうだ。隣の別館の紀伊國屋書店も洋書売り場とシアターなどを除いて大部分が閉店してしまったので、華やかさが失われていくのではと心配だが、勝手な想像をさせていただくと、ニュゥマン、バスタなどで人がたくさん訪れやすくなった分、もしやタカシマヤは強気な家賃設定でテナントと交渉しているのではないだろうか。少なくとも紀伊國屋書店の撤退は家賃で折り合いがつかなかったことによると、新聞などで聞いている。ユザワヤには、できれば残ってもらいたかったが…。今後はどんなテナントがはいるのか。楽しみに待ってみることにしよう。
だがそれより、紀伊國屋のほうを先になんとかしてもらいたい。併設タリーズも閉店してしまったため、あのあたりは代々木駅から新宿南口へ「歩く人」のための、ただの通路になってしまった。またいつか、賑わってもらいたい。