驚いた〜。
2016.10.04 毎日新聞 → ネットで合鍵 身分証明不要、匿名注文が増加
鍵の情報からインターネットで合鍵を作り、松山市内の女性宅に侵入したとされる事件は、防犯機能のない新たなネットビジネスの落とし穴を浮かび上がらせた。鍵取扱業の団体は、鍵情報が外に漏れないよう管理し、自己防衛するよう求めている。
つまり、鍵の型番を知られるか、もしくは鍵の形状を悪意の人物に見られてしまったら、それをもとにネットで合い鍵が注文できるということなのだろう。
いや、もっとざっくり書くならば…。簡易な鍵であればだが、危険性はもっと身近にあるような気がする。世の中にはせいぜい基本の鍵が数十くらいしか出まわっていないのではないだろうか。合い鍵屋に行けば壁に掛かっている素材はせいぜい数十で、そのうちから形状がきわめて似たものを店側が選んで、ちょっと削るなどする音が聞こえてきたかと思えば、数分で「はいできあがり」である。それならば、合い鍵業者が仕入れている問屋あたりに、怪しまれない言い訳を用意しておいてごっそりと「鍵の素」を買い取り、つねに大きなバッグにそれらを何十も入れて持ち歩けば、たいていの家のドアが開けられる——なんてことが、ないともいえない。
やはり、鍵は複数を設置するか、複製がかなり難しい業者のものにするか、あるいはもう、何らかの認証が必要なシステムを導入するか(これは停電があったときに怖いのでできれば遠慮したい ^^;)…。備えあれば憂いなしということで、それぞれのお宅で警戒したほうがよろしいかと思う。