昨日、ほんとうは自分たちに(法的な意味で)落ち度があるとは思えないが、そんな風にズバリ書くと問題だろうから、やんわりした表現で書いてあげようと言わんばかりの文章に出くわした。
有名SNS画面上で利用できる、あるプレゼント応募サイト(←差し障りがあるといけないからぼやかして仮に会社Aと書く)をひさしぶりに開いた。ハーゲンダッツ、Amazonギフト券などの応募のほか、ちょっと見慣れないものの計3個をクリックして、プレゼントに応募した。ハーゲンダッツとAmazonは、そのプレゼント応募会社Aの直接の管理なので別に問題はなかったが、提携する会社Bがからんでいるらしい第三のプレゼントは、応募すると会社Bのサービスに登録される仕組みになっていたようだ。直後にそのメールが届いたので、会社Bのサイトに確認に出かけた。
会社Bは、Aの関連会社なのかどうなのか、はっきり言って「トップページを見ただけでは何をする会社なのかもわからない」、「登録されました、間違いならばメールを捨ててください、とは書いてあっても、登録を解除する方法がメールにもサイトにも書かれていない」という最悪なもので、わたしはみるみる不機嫌になり、故意に会社Aに宛ててメールを書いた。
そちらさま(会社A)経由で応募したプレゼントにより、画面上ではっきりそうは書かれていなかった会社Bへの会員登録がなされたようだが、注意書きを見ていたはずの自分でも気づかなかったので、かなり不親切なのではないか。また、退会するメニューもないとは、どういうことか——だいたいそんな感じである。
すると会社Bから、大意として「会社A宛てのメールではあったが、わたしどもが回答させていただく。応募条件を読んだ上でご応募いただいたので会員登録のメールが届いたようである。わかりづらくて申し訳なかったが、解除には、以下の操作が…」(注:言葉はもっと丁寧だったが、あくまで意味合いとして書けばこう)
だから、それはだな。。。
○ いちおう、条件などをちゃんと見て操作したはずのわたしが、登録されてしまったのだと、最初から書いている。つまり「あなたがたの書き方では、普通は気がつかない」と言っているわけだが、その点についてはどうなのか。
○ 何するサイトかもわからないような、会員登録解除について説明もないようなサイト」は、はっきりいってただでさえ怪しいので、馬鹿丁寧な表現で物事を曖昧にするのではなく、こちらが何も聞かなくても「解除メニューくらいつくっておけ」と思うわけだ。
いまどきこういう会社あるんだぁ。ふぅむ?
自分たちは(法的には)落ち度がないと言い張るつもりかもしれないが、人が(たとえ勘違いで)登録してくれたらありがたいという態度が透けて見えるのは、なんともお粗末。