木曜日の東京は雪と聞いていてどうなることかと思ったが、深夜から明け方にかけては音で目が覚めるほどの雨だった。これなら雪が降っても除去しやすいみぞれ状だろうと安心していたが、やはり実際に朝になって大粒の雪が降りはじめるのを見ると、心が落ち着かず、多少の不安が。家族は午前が外出予定であったし、わたしなどネットスーパーを呼んでいる関係上、玄関の近くにだけでも雪があってはいけないと、少しずつ時間をあけては外を確認したが、積雪はなかった。そして幸いなことにスーパーの配達も、問題なくお越しになった。
雨も雪もおさまった午後3時過ぎに近所を歩いたが、舗装道路に関してはほぼまったく積雪がなく、日陰や樹木、民家の屋根や塀などに、うっすらと白さがある程度。この程度で済んで、ほんとうによかった。
東京は雪に弱い。電車はすぐ止まるし、バスも人を乗せずにいったん車庫にもどってしまうことが多く、回送マークだらけである(おそらくタイヤが雪に対応していないのか?)。複数の路線が使える場所にいる、もしくは界隈を歩き慣れている人間ならどこをどう歩けばという勘も働くが、住み慣れて土地勘がある住人ばかりではないのが東京23区。運が悪ければ、少々の雪で立ち往生してしまう一般人が多数だ。
おとといは気温が20℃もあって、近所を少し歩いただけで汗ばんだ。それがたった二日で最高気温が4℃前後。今日は夕方に近所を歩いたとき、外気がとても冷たくて自分の息が熱いためだろうが、不織布のマスクの内側で水滴すら感じられた。予備を持ち歩くべきだったが、しかたないのでときどきマスクをずらしては「内側に外気を入れて湿気を取る」という、いったいなんのためにマスクをしているのかわからないような状態になってしまった。
今後は、マスクも持ち歩こうと思う。
11月中旬は軽い風邪を引いていたが、だいぶよくなってきた。ここでぶり返すわけにはいかないので、なんとか持ちこたえねば。