最近は夏の暑さも手伝ってか、薄手の洗えるマスクが店頭に何種類も置かれるようになり、不織布マスクよりも種類が多いように感じることもある。また、本来ならマスクを置いていなかった食品店の片隅に、値崩れした不織布マスクが何種類も積まれているのも目にした。
わが家は不織布マスクの値崩れがはじまる前に1箱程度、そして少し安価になりかけてから追加で購入したほか、福祉関係者に一部が寄付される「おすそわけしマスク」、さらにはどうしても家族が出先の用事で使いたい特定銘柄を大箱で購入したので、在庫の総数は何百枚になるかわからない。ふたりとも夏の間は洗える薄いマスクをおもに使うが、秋になったら不織布にもどるかもしれない。それにしても、じゅうぶんな数である。
シャープのサイトを見てきたが、まだ毎週抽選をしているようだ。50枚で送料込み約3900円。この価格でも、やはり一度は買ってみたい人も多いのかもしれない。わが家は初回の抽選にふたり別々に申し込んだが、仮にこれから当たったとしても、電話番号などを何にしたか記憶が曖昧だし、間違うかもしれない。買ってみたい気持ちは残っているが——。
それにしても、2月は着用しない日もあったと思うが、3月ころからはマスクをしていないと店舗等への入室、入店がむずかしくなり、以来ずっと着用している。5月ころまではハンカチに紙を挟むタイプの代用マスクだったが、そうこうするうちに病院等では「サージカルマスクでお越しください(代用品ではなく)」のような但し書きをするところも出てきて、焦ったものだった。
マスク騒ぎは、これからもしばらくは、つづくのだろう。せめて来年は、夏くらいはマスクなしという素地ができているとありがたい。