さくらにインストールしているOpenPNEに、パッチをあててみた。MySQLのバージョンを上げることができたし、次はソフトというわけだ。
まず、https://trac.openpne.jp/svn/OpenPNE_specification/patch/に出かけて、必要なファイルをダウンロードしてくる。わたしは2.14.0からずっと上げていなかったので、ファイルは5個くらい必要だった。
ちなみに、ほぼ同じ内容であるこちらのウェブ版
http://trac.openpne.jp/browser/OpenPNE_specification/patchは、パッチファイルの中味がHTMLで説明されている場合があるので、手動でバージョンアップするつもりがないのなら、先のURLを利用したほうが便利。ファイルでダウンロードできる。
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1) 必要なファイルをFTPなどでOpenPNEの該当ディレクトリにコピーしておく。
2) さくらにsshでログインし(わたしはJellyfiSSHというソフトを使用)、該当の場所まで移動。
3) patch -p0 < (パッチファイル名) のコマンドを入れれば、パッチをあててくれるはず。 ++++++++++ ただ、理屈ではこうなのだが、ローカルで実験した場合とさくらで実際にやってみた場合、出てくるメッセージや促されるプロンプトが違い、違和感があった。 たとえばローカルにはふたつOpenPNEを入れているのだが、ひとつにはまったく何の確認プロンプトもなく、すべて done で通過。あっというまに終了。 ローカルのふたつ目は、バージョンは近かったのだがディレクトリ構成が違い、公開フォルダと本体フォルダが並列の関係になっている。同じようにパッチをあてると、ところどころで確認メッセージが出て、"正しいパッチを指定するか、またはこの行をスキップ"、という選択をしなければならなかった。もちろんスキップを選択。ファイルは間違えていないのだから、こうするより仕方がない。 その後さくらで本番に臨むと(こちらもディレクトリ構成が別)、ほぼローカルふたつ目の状況と同じに。おかしいなぁ、何なのだろう。だがその行というのがあまり重要な行とは思えなかったので、こちらでもスキップした。いちおうSNSは無事に動いているので、様子見をしている。 今日になって、2.14.4 が出たらしい。また近日中にバージョンを上げるとしよう。