先日、「なんでこのご時世にこんなに安いんだろう」と、ロングウィンナーが9本程度はいった袋を購入した。メーカーはたしか大手だったと思うが、念のためにふせておく。
食べてみたところ…うぅ、なんというのか、安っぽいを通り越した、何か記憶の隅っこをひっかくような味。。。みょ〜にふわっとして、ソーセージのような…ああ、わかった。
これは、わたしが幼少時(数十年前)に売られていた、魚肉ソーセージとハムのあいだのような商品、(通称)魚肉ハンバーグなのだ。ハムのような物体を好きな大きさにスライスしてフライパンで焼くだけのハンバーグ。まさにその味。
不景気のご時世ならでは、まさかあの当時の味がいま食卓にのぼることになろうとは(とほほ)。
そうだとわかっていてノスタルジーにひたるため買ってくる場合と、普通に粗挽きウィンナーだと思って焼いて食べることの違いは大きい。
その後、どうにかして消費しようとがんばっているが、あと少し残っている。一部はスパムのかわりにゴーヤチャンプルーにした。スパムと大差ない味(しょっぱさはスパムが上か?)なので、違和感なく食べられたが、残りをどうしよう。
やはり、値段に不釣り合いなサイズのものは、買う前に警戒してしかるべきだった。