バウムクーヘン専用アカウントのほうで、コオロギのバウムクーヘンについてツイートしたところ、わたしが昆虫食を好んでいると判断したのか、Twitter社がわたしに昆虫食を語る他者ツイートを「いかがですか」と表示してきたことがつづいた。幸いなことに二日程度でおさまったが、わたしは別に昆虫食は好きではないし、けっこう苦手である。(食べる以外の要素、たとえば「見る」などであれば、昆虫も爬虫類も問題なし。「昆虫食」だけは、敬遠している)
なんの話題でも、情報交換や語ることそのものは有意義だ。苦手だからといってその話題だけ避けて通るわけにはいかないだろうし、どうせならば適度に、遠巻きにしながら状況を見守りたいとは思っている。だからどんな話題でもとりあえず、おもしろそうと思えばツイートしている。
ただ、ツイートしたからといって好きと見なし広告を出してくるのは、遠慮してもらいたいといった心境だ。
TwitterもFacebookも、どんな広告を表示させるかにおいて、おそらくその人物がフォローしたりされたりしている間柄の人がどんなことに関心をいだいているかを、かなり参考にしているのだろう。以前は芸能人がらみ、バラエティ番組に関係していそうな話題、あるいや野球を表示させて「この話題(もしくはこの人)をフォローしませんか」と誘うことが多かったTwitterが、わたしが片っ端から×をつけていくと、最後にはゲーム、IT関係、家電を中心に出すようになった。
いつだったか、裁縫をまったくやらない知人のFacebook画面に、手芸の広告が増えたことがあったようだが、その人がいいねを押した記事の書き手が、関係などしていたのかもしれない。
広告を出さないわけにもいかないだろうが、心理的な問題で拒絶されることの少ない、その人にとってピンポイントのものを表示させるためには、もう少し技術と時間が必要なのだろう。
いまちょっと心配しているのは、このブログの記事をあとでFacebookに貼りつけたとき、コオロギとか昆虫食の話題が広告に出てくるのではといったことだ。おそらく出てくるだろうが、それも一興か。