「パリ祭」とは、なんぞや

 このところフランスの革命記念日7月14日を日本で「パリ祭」と呼んでいるらしく、ネットでもお祝いであるかのようなセール情報が流れてくる。そして去年も今年も、わたしは「いったいなんの祭りだったっけ」と、人に尋ねてしまった。どうやら、日本でだけそう呼ぶようだ。

 理由は、かつてルネ・クレール監督の映画で、原題 Quatorze Juillet (キャトーズ・ジュィエ、7月14日)が、日本での公開時に「巴里祭」という名前だったことにちなむのだとか → Wikipedia:パリ祭

 他国の建国記念日を祭りのごとく祝う(あるいはそういう口実で買い物をさせる)というのは、けっこう奇異なことに感じる。たとえば日本の建国記念日をよその国で「ジャパン・フェスティバル」や「トーキョー祭り」と呼んで、街で日本酒の販促をしていたら、見かけた日本人はけっこう驚くと思うが、それが日本での「パリ祭」という言葉のニュアンスに、含まれているように感じるのだ。

投稿者: mikimaru

2021年現在「バウムの書」、「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」などのサイト運営に、力を入れています。 かつててのひら怪談というシリーズに参加していたアマチュア物書き、いちおう製菓衛生師の資格を持っています。 バウムクーヘン関連や、昔からの知人には、「ちぇり」もしくは 「ちぇり/mikimaru」を名乗っています。

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