夕方のことだが、テレビを見ていた家族が早足でやってきた。TBSの報道特集で、国立競技場のボランティア分の弁当が大量に廃棄になっている話をレポートしているという。
わたしは番組に間に合わなかったが、Twitterでだいぶ話題になっているようなので、ひとつをご紹介。
TBSの報道特集を見ている。異常な数の食糧の廃棄が国立競技場で行われている。一日数千食の弁当が手付かずのままで捨てられているのだ。無観客でボランティアの出動がなくなり、賞味期限切れになる前にその日のうちに捨てないと次から次へと溜まる一方だからだという。今五輪の謳うSDGsは何なのだ?
— 北丸雄二 (@quitamarco) July 24, 2021
これは、ひどい。
無観客の方針になったためボランティアの仕事がなくなり、自宅待機で連絡待ちの人が増えたというのは、何らかの策を検討する余裕があるタイミングで、話題になっていたことだ。もし契約上の問題で弁当が断れないならば、食べるもののない別の場所に配分するなり、何らかの手段は講じられるだけの日数があった。それを、何もせずに廃棄していたということか。
実はオリンピックの話題を見たくなくて、普段以上にテレビを見ずに過ごしている。開会式はまったく見なかったし、今後も偶然に目にはいってしまうことがないならば、見ずに済ませようと考えている。
この弁当の話は、ぜったいに忘れない。
話題になった以上は、明日からは廃棄せずに策を講じてもらいたい。1食も捨てずに、なんとかしろと思う。