馬橋通り(杉並区)を歩く

 夕方に高円寺の駅周辺を歩いていた。人が多いばかりであまり見て歩くものもなく、そうだルック商店街の三平ストア跡地はどうなったか見に出かけようという話になった。ルック商店街とはパル商店街を越えた先にある長い商店街で、青梅街道まで延びている。そこまで歩けば、地下鉄の新高円寺駅がある。

 さて、三平ストア跡地はまだ工事中だったので、その先のCan★Doまで歩いてから、喫茶「七ツ森」までもどって西へ移動し、やはりこちらも長く伸びている馬橋通りから北上し、終点の早稲田通りまで歩いてみることにした。

 わたしが東京に出てきてまもなくに住んでいた場所が、実はJR高円寺と阿佐ヶ谷のあいだに位置する高架線の近くで、いまはJR社員寮が再開発されてすっかりおしゃれになってしまったあたりである。いまはすぐ近くの高架線下に格安スーパーのビッグAもできていて、あのころこれがあったら買い物が便利だっただろうなと、つい考える。
 あのころは高架下を高円寺駅まで歩くほか、近所を歩くのに馬橋通りもよく利用していたのだが、ただの近所の通りと思っていた場所に、そんな立派な名前がついているとは数年前まで知らなかった。

 聞くところによれば、かって中野駅の次は武蔵境くらいまで駅がなかったころから、ぼちぼちと、駅を増やす話がではじめていたといい、やがて荻窪にも駅ができた。その後に「荻窪と中野のあいだに馬橋駅を」という話が出たのだそうで、そのときにこの縦長な「馬橋通り」ができたのだが、けっきょく馬橋駅は実現せずに阿佐ヶ谷駅と高円寺駅が誕生したのだそうだ。 → 参考 2021.05.16 Urban Life Metro JR中央線まぼろしの駅 中野~荻窪間に計画された「馬橋駅」とは何だったのか?

 で、いまこの馬橋通りは、わたしがよく歩いていた数十年前と雰囲気がさほど変わらず(店が減ったようには思うがもともと商店街という雰囲気ではなかったので、寂れたのではなく「より落ちついた」印象である)、交通量もそこそこで、たまに歩くと味わい深い。

 今日は途中で100円の飲み物を買った以外、まったく出費がないまま帰宅した。たまにはこういう散歩もいい。

投稿者: mikimaru

2021年現在「バウムの書」、「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」などのサイト運営に、力を入れています。 かつててのひら怪談というシリーズに参加していたアマチュア物書き、いちおう製菓衛生師の資格を持っています。 バウムクーヘン関連や、昔からの知人には、「ちぇり」もしくは 「ちぇり/mikimaru」を名乗っています。

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