数ヶ月前、いまさら無料ウェブメールでもないだろうというタイミングで、あえて取得したAOLのメールアカウント。これは「またもやGmailってどうよ」という気持ちと、「Yahoo!メールは嫌だ」という気持ち、「数ヶ月の用事だからカネはかけたくない」、「自分のドメインでメルアドを発行すると余計なことまで相手に伝わる」などの複合的な事情から選んだわけだが、使い心地は、かなり微妙というのか、少なくとも個性的と言わざるを得ない。
これまで気づいたこと。
○ メールのサーバは送受信ともに米国yahoo.comを経由しているらしい。
○ パソコンのブラウザ上からメールの返信を書こうとする(あるいは新規であってもいったん書いたものを編集しようとする)と、画面でシステムが想定している「ここ」という場所以外は、文章の追加や編集ができない。望みの場所にカーソルを当てても、先方が想定している場所にカーソルがもどってしまう。
○ 引用返信の内容を一部だけ端折ったり、短くしようと編集すれば、もうエディタ画面すべてがフリーズのようになってしまい動かない。
○ なぜか、先方からの返信内容が短いメールは、スパムフォルダに入れることが多い(たとえそれが会話の途中で、引用付きのスレッドがつづいている場合でも!!)
不便の解決策としては、ブラウザ上から使うのをやめて、普段使いのThunderbirdで読み書きすることにした。ウェブ画面からの利用でなくともAOL上の送信簿には控えを入れてくれるし、自分が慣れているメールクライアントで読み書きしたほうがストレスが溜まらない。
ただ、上に書いたように、会話の途中だろうとスパムフォルダに入れてしまうことがあるので、受信トレイに見あたらない場合はこまめにスパムフォルダを見なければいけないのが面倒。
もっとも、儲けもないだろうに惰性で無料提供をつづけてくれている会社なのだから、これくらいのことはよしとしよう。今回の用件が終わるころまでサービスが継続されていくのであれば、それだけでも万々歳である。
あと半年から1年くらい、よろしくお願いします、AOLさん。