あるKindle本で、誤変換がひどいものに当たってしまい、すっかり読む気がなくなったのだが「目的を誤変換探しということに変更して流し読みしよう」と決意。もう少しで読み終わるが、著者本人が見直しで発見できるはずの低レベルなものも多く「本人すら見直ししていない本」の様相を呈している。
わたしはKindle Unlimitedで定額料だからよいのだが、もし買ったら数百円の本のようだ。ただしダウンロード時にAmazonのほうで(読者らの指摘により、誤変換などが多いため)修正するよう連絡したという表示があった。そこまでAmazonに書かせる本というものはどれほどかと、見てみたら想像よりもひどかった。
たとえばだが
○○さんによれば → ○○産
渋滞に引っかかった → 重体
さらに、同音の言葉の変換ミス多数(ただし直前直後には正しい変換のものも混じる)、妙な改行挿入、句点が2個あるなど。
個人ブログであっても、もっと真面目に書ける人はたくさんいる。
さて今日は、わたしが印刷して提出する寸前だった誤変換「以下の通り、誤請求いたします」を紹介して終わりにしよう。これは試し刷りするまで気づかなかった。間に合ってよかった。
それから、音としては同じだろうと思うのだが、聞き手は漢字を判断しにくいと思われる事例が「あなたは知らないかもしれないけれどゼンニンの○○さん」という表現。——前任か、善人か、知らない人についてはその段階では判断ができない場合もある。