よく見ているサイトで、管理者が設定を忘れているらしく、httpのあとにsを付けないままでも、非保護でアクセスできてしまうことに気づいた。たいていは検索エンジンからクリックする人が多いし、わたしは最初にs付きのページを教えてもらったので、あえてs抜きを試すことはほとんどなかったのだ。
だが、普段あまり使っていないブラウザで、www以下のドメイン部分だけをペーストしたところ、httpでつながって、アドレスバーに「非保護」と表示された。
いくつかのブラウザで故意にs抜きでアクセスしようと試み、非保護と表示されることを確認した。ああこのサイトは管理者が設定をしていないのだ、あとで教えてあげようと思い、ねんのためにFirefoxも試すと——
おそるべし。Firefoxは、s抜きで打っても相手が対応しているならs付きでアクセスしてしまうようだ。これは、世の中全員がFirefoxを使っているのでもないかぎり、設定ミスに気づかない人が出てくるわけで、かえってよくないのではないか。世話の焼きすぎである。