2021年夏の東京オリンピックは見ないことにかなりの労力を要したが(ネットでも動画が流れるため、よけるのがたいへんだった)、今回の北京はさほど苦もなく、見ずに済ませられた。ただしロシアの15歳スケート選手をどのような目に遭わせたかについては、ネットのニュースなどで最低限のことを把握していたつもりだ。
それにしても、閉会式になった途端に、開催前に懸念されていた事項(人権問題等)がうやむやなままで終わったなどと書きはじめるメディアには、拍子抜けしてしまう。最中にそれを書く度胸がなかったのだろうし、最中に書けなかったのなら最後まで書くなと言うつもりもないが、それにしても、ちょっと恥ずかしくないのだろうか。
ここまで露骨に商業主義を押し通すオリンピックというものについて、見直すべきではないかと思う。見苦しすぎる。