エターナルズという映画が、Disney+の配信ならば無料で、U-Nextならばポイントを使用で見られるとわかり、それならばDisney+で見てみようかという話になったのが、昨日のこと。
2時間半くらいある作品のため、半分を昼間に、残りを夜に見た。
前評判は高かったようだが、見てみると「あっそ…」である。前評判がなければ普通に見たかもしれないが、正直ちょっと「アンジェリーナ・ジョリーが助演で出るなどとと豪華なキャスティングで、これか〜」という思いが。
さて、今回の話の本筋は、そこではない。わたしは予告編を見ているときも、2回に分けて本編を見たときも、聞いたことはあるがタイトルを知らない女性ヴォーカルの曲が気になっていた。
わたしは音楽に疎いので、聞いたことがあるといっても何年くらい前なのかもわからず、見終わってから「あの曲、何」とタイトルを尋ねると、横で見ていた家族から「なんか、曲がかかっていたのか」と問い返された。わたしは驚き、予告編を見るたびにがんがんかかっていたこと、本編にもたしか何回か流れたことを告げ、女性の声だったとも言ったが、覚えていないという。
仕方ないので、ネットで検索してこれを見つけた。古そうな感じである。
さっそくこれを聞かせようとしたところ、冒頭の段階ですぐ「あ、The End of the Worldだ。これ、作品中に流れてた?」と言われた。——曲を知っていても、もともと知っている曲を映画の内容に結びつけることなく、耳がスルーしたということなのだろう。この映画については見ながらも「つかみが悪い、つまらない」という評価だったので、作品世界に集中することはなかったのかもしれない。
見ているもの、聞こえているものは、同じ場所にいる人間でもけっこう違う。いつも考えることだが、昨日はこれを実感したのだった。