数十年前は、食糧という表現に遭遇する率が高かったように思うのだが、最近は「食料」が増えてきた。以前は食糧自給率と書いていなかっただろうか。
検索してみると、こちらのサイトに → オールガイド: 「食料」と「食糧」の違い
食料は食べるもの全般、食糧は主食を指すとあった。さらに…
政治的・経済的観点では、「食糧自給率」や「食糧問題」など、食用とする物全般を表す際にも「食糧」と表記することが多かったが、昔に比べて主食以外の比率が高くなったためか、最近は「食料」と表記することも多くなっている。
とのことである。なるほど。
さて、食料の自給について。
外国からの輸入が多い日本だが、地方の農地は、近年になって後継者もなく荒れかけている場所も多いと聞く。いったん荒れてしまうと水田や畑にするのはたいへんであるとのことだ。外国から孤立する事情が生じるなど、いざというときに「いますぐ農業を」と頼んだところで、対応できる人も土地も限られてくる。
政治や経済で近年さらに拍車がかかっている一極集中により、ほとんどの機能が東京(ほか大都市)に集まっているのも問題。
ある程度の規模の都市を、地理的にも経済的にも分散して発展させていくべきと、ずっと何年も憂慮している。