為政者の思惑や機嫌ひとつで兵が送られ、襲われた側は市民が犠牲となる。だが和平交渉だなんだと話し合う場の画像を見れば、普通にビジネスの会議をしているかのような光景。家も奪われず、家族も脅かされず、話し合いだけできる立場の人間がテーブルに着くのだ。
明らかに民間人(しかも産科や小児科病棟を含む病院)を攻撃しておきながら、ウクライナを攻撃しておりませんと言い切る大臣まで出てくると、人が死んでいるんだぞという怒りを通り越して、異星人でも見ている気分になってくる。
あまりに馬鹿げていて、何を考える気力も失ってしまう。感覚が麻痺してしまいそうだ。
だが考えるまでもない事実は、ひとつだけ。ウクライナの方々、逃げられるところに、逃げてください。生き延びてください。まずは命を。家族を。守ってください。