毎日使っているわけではないし、正直ときおり「高いな」と思うこともあるダスキンだが、いざというときに簡単に床のホコリがとれるし、そのあと専用の掃除機でモップの汚れを吸い取っておくだけなので、手入れも楽。
午後になって、給湯器の調子が悪いのでガス屋さんを呼ぼうとしていた。まず不動産屋に電話し、そこからガス屋という手順を踏むので、だいたいの場合は最短でも20分か30分、あるいは用件によっては「明日の朝に伺うそうです」と言われることもある。
家族が不動産屋に電話をしている声を横で聞きながら「今日ということになったときのため、いちおう片づけでもしておくか」と、玄関のあたりにモップをかける準備をしていると(←モップをかける前に片付けをしなければならないので、それを準備と呼ぶ)、だだだだーっと階段を駆け下りてくる音がして「ガス屋は用事で近くに来ているから、いまにもここにやってくる」ことが判明。
あわてて、ものをどかしてモップをかけていると、その現場にガス屋が到着した。挨拶をするわたしの手にはダスキンのモップ、しかも拭いている途中である。
まあ、何十年も生きていると、以前ならあわてたことでも、普通に応対できる。
状況を説明をして給湯器を見てもらい、つづいて家族が話を聞いているあいだに、床をもう少し拭いてからモップのホコリを掃除機で吸い取って終了。そうするうちに、いまその瞬間に不具合が起きていないので、少し様子を見ましょうということになり、ガス屋さんはいったんお帰りになった。
いざというときのダスキンということで、今回は世話になった。普段からちゃんとしていれば、もっとよいのだろうが。