パンの加水率とは、普通は65%くらいである。ものによっては70%だ。国産小麦粉は水分が多いので外国産より少し水を減らすが、それにしても55%〜65%くらいが普通ではないかと思う。
高加水率のパン(バゲットなど)は、外国産小麦で、70%くらい。
さて、ネットで140%という言葉を見かけて「まさか!?」と検索したところ、中野区に実在するパン屋が、加水率140%のパンを製造販売しているとわかった。
参考記事 → 2020.10.12
清水シェフ食品開発研究所の「天使のほっぺ」が話題! 東中野で買えるふわもち食パン
140%というものをわかりやすく書くと、粉200gにつき水分が280gである。米で例えればおかゆ状態。これを型に入れて焼けば、雰囲気としては、たい焼き、今川焼き、そして食感はおそらく餅になる。
型に入れずには焼けない、どろどろなものだ。
どうなのだろう。1回くらいならば食べてみたい気もするが、これは間違いなく「日持ちしない」だろうな…? 買ってすぐスライスして冷凍しておいたほうがよさそうだ。