1990年ころだったと思うが、初めてグアムに出かけたときに、だいたいドルが130円〜140円台だった。いくら使うかわからなかったので少しは国内で換金してから出かけたが、現地の土産物店などにある交換所では手数料が高く、140円前後だった場合もあったかと思う。
30年以上経ってまた130円というところに、寒気がする。
自国通貨の価値が下がって危機感もない国、円安で何か困るのかとでもいわんばかりの悠長な対応に、心底腹が立つ。
いつまで、車などを外国に買ってもらうような考えでいるのだろう。多くのものを国民が「外国から」買っている。企業の輸入品しかり、個人通販しかり。円安は財布への負担に直結だ。
ロシアに対して経済制裁をしている側であるはずが、立ち回りがヘタすぎて、ひたすら国民を苦しめている。もう少しなんとかならないのか。結論としては「国民よ、選挙で投票しよう」しかないのだが、政治家の悪い面を助長させないこと、そして可能性のある政治家を育てることは、有権者にしかできない。選挙に行こう。